温度条件を変えた液晶スペーサ(柱状)の圧縮試験

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はじめに

液晶表示器用スペーサは従来、ビーズ(プラスチック、シリカ等)を用いることが主流でした。しかし、ビーズの散布が難しく、配向膜を傷つけることによる表示不良、光漏れ、パネル強度等に問題があるため近年、様々な断面形状(角、円、楕円等)のフォトりソ(桂状)・スペーサが用いられるようになってきました。ここでは、高温システム付島津ダイナミック超微小硬度計DUIH-W201Sと微小圧縮試験機MCT-W用のソフトを用いて、ガラス板上のフォトリソ・スペーサを加熱し、圧縮温度特性を調べた事例について紹介します。

2003.03.02

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