ダウンロード

はじめに

接着剤はその用途の拡がりとともに,被着材の種類や使用環境に応じた多様化が進んでおり,接着後の製品の長期信頼性確保を目的とした疲れ特性の測定が重用視されるようになって来ました。 当社は材料やコンポーネントの疲労特性の評価を主目的とした油圧式疲労・耐久試験システム(サーボパルサ)を製品として提供していますが,これを使うと接着剤の引張せん断疲労特性を正確に測定することができます。 今回ご紹介するのはアルミ合金(A2017)製被着材をエポキシ系接着剤で接合した「せん断試験サンプル」を対象にした引張せん断疲労試験です。疲労試験を実施するにあたり,まず静的せん断引張り強さを測定し,その結果をベースに疲労試験の条件を定めました。

2008.08.02

関連製品

一部の製品は新しいモデルにアップデートされている場合があります。