
プラスチック硬さ測定アナライザー(DUH-210)
シュリンクフィルム(熱収縮性プラスチックフィルム)は、印刷して食品・飲料容器(PET ボトル)等にかぶせ、加熱・成形し、シュリンクラベルとして多用されています。シュリンクラベルを使うことで、ボトル形状に関係なく、無地のボトルであればラベルを変えることで他のものに対応できる(同一ボトルで多機種化できる)利点があります。シュリンクフィルムは、印刷適性に優れ、インキはがれや汚れが発生しにくいことが必要です。また、耐ブロッキング性が良好で、収縮特性、耐熱性、滑性が良く、帯電防止されていることが重要です。したがって、シュリンクフィルムの強度(硬さ)や塗布または埋め込まれている滑剤の強度を把握しておく必要があります。ここでは、ダイナミック超微小硬度計 DUH-W201S を用いてシュリンクフィルムの硬さ試験(収縮特性把握)と滑剤(滑性把握)の圧縮試験をした事例について紹介いたします。
2021.03.28
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