
EZ Test シリーズ
- 再現性良くファイバーポストの強度を測定可能です。 - 装置本体が小さいため設置場所を選びません。
歯科治療において虫歯や歯周病などの進行具合によって様々な治療がなされています。特に歯の神経まで虫歯が進行した場合、歯の神経を抜くことになります。神経を抜いた後、神経の入っていた部分に差し歯を入れるためには土台が必要となります(図1参照)。土台にはその材質によりメタルコア(金属製)やファイバーポスト(繊維強化プラスチック製)といった種類があります。メタルコアは歯根破折してしまったり、金属の影響で歯や歯茎が黒くなってしまうなどの問題があり、その問題を解決するためファイバーポストが開発されました。ファイバーポストはメタルフリーの治療に適した材料で、歯根破折しにくく、また歯や歯茎が黒くならず審美的な面でも優れております。従来はメタルコアのみ保険適用でしたが、2016年以降ファイバーポストでの治療が保険適用となり身近なものとなっています。 本稿では、ファイバーポストの曲げ試験を行った例をご紹介します。
2021.08.23
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