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はじめに

さまざまな産業分野の基礎的開発において衝撃波の可視化が試みられていますが,特に航空・宇宙産業においては,高速で発生・伝播していく衝撃波の挙動を掴むことは非常に重要なテーマです。例えば,航空機が高速で飛行している状態において,翼表面でどのようなメカニズムで高速な波が発生し,その挙動がどのようなものであるか解析することは,航空機の安全にかかわる重要な基礎データとなります。 島津高速度ビデオカメラ 「HyperVision HPV-2 形」(Fig.1 に外観を示す) は,細孔撮影速度 100 万コマ/秒という超高速撮影を,312×260 ピクセルの高解像度で行うことが可能なため,超音速で伝播する衝撃波の観察には最適です。 今回は同期させた 2 台のカメラを用い,爆発現象を捉えた事例を紹介します。

2009.02.18

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