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はじめに

環境大気中の有害汚染物質は,長期間の暴露により人の健康を損なうおそれがあるため,汚染物質濃度の実態を把握することが必要です。1996年に改正された大気汚染防止法では有害大気汚染物質として22元素が採択されました。そのうち,ひ素,ニッケル,マンガン,六価クロム,ベリリウム,および水銀が優先取組物質とされました。今回,島津高周波プラズマ発光分析装置ICPS7500を用い,都市大気粉塵標準物質(NIST SRM1648)の分析を行いましたので紹介します。

2008.03.04

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