
iMScope™ QT
酵素反応を検出するには、一般的に基質と酵素を反応させた後、得られた反応生成物をさらに呈色反応させ、吸光度などを測定することが多いです。既存の手法では、基質と酵素の一次反応および呈色のための二次反応が必要となります。新たな手法では、呈色反応に代わり質量分析計で反応生成物を検出します。さらにこれを組織表面上で行うことにより、酵素活性の可視化が可能となります。本稿では 、 高 い 解像度 で 質量分析 イメージングが 可 能 なiMScopeTMを新しい酵素組織化学に適用した事例についてご紹介します。
2021.09.12
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