医薬品製造分野向けシステム (TOC-LCPH/CSH,TOC-VWP/WS)
TOC固体試料測定システムによる金属パイプの残留油分測定
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はじめに
金属材料の加工過程では様々な加工油が使用されます。金属の種類や求められる特徴により使い分けされますが、主成分として、油剤・界面活性剤・pH 調整剤などがあり、潤滑性・耐久性・洗浄性などの機能を有します。この加工油の残留量によっては、その素材が使用される製品の品質低下を引き起こす可能性があります。そのため品質管理として加工油の残留値評価が重要とされています。 全有機体炭素計 TOC-L と固体試料燃焼装置 SSM-5000A は、固体試料に含まれる有機物量を測定できるシステムです。今回、試料として金属材料であるステンレスパイプを用意し、TOC-L と SSM-5000A のシステムを用いて、ステンレスパイプ表面上の残留油分の測定を実施しました。
2017.07.27
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