ダウンロード

はじめに

クロロゲン酸(3-カフェオイルキナ酸)はコーヒー豆などに含まれ,抗酸化作用を示すことが知られています。フラボノイドやカテキンなどと共に近年注目されており,盛んに研究がなされています。HPLCは有力な分析方法であり,フォトダイオードアレイ検出器を用いたコーヒー豆,コーヒー飲料の分析例をアプリケーションニュースNo.L306でご紹介しました。ここではESI法を用いたLC-MSによって,コーヒーおよびりんごジュース中クロロゲン酸,カフェイン,カフェイン酸を分析した例をご紹介します。

2005.10.10