ダウンロード

はじめに

原子吸光分析およびICP発光分析は,今日,様々な公定法に採用されており,金属分析の世界では最も広く用いられている測定法と言えるでしょう。これらの分析法はいずれも測定に光を用いることから,2つを合わせて原子スペクトル分析と呼ばれています。 それぞれの分析法の主だった特長として, 原子吸光分析 1操作が簡便である。 2ランニングコストが安価である。 ICP発光分析 1ダイナミックレンジが広い。 2定性分析が可能である。 等が挙げられます。 今回,この2つの分析法を用いて,プラスチック中のCdの測定を行いましたので紹介します。

2004.02.06

関連分野