電気加熱原子化法(ファーネス法)による水道水,河川水中のひ素(As),鉛(Pb)の微量分析

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はじめに

水道水,河川水などでは,As,Pbなどの微量分析が必用です。これらのサンプルは液性がそれほど複雑ではないので,検量線法で測定される場合が多いですが,検量線法で測定する場合,干渉の有無を確認することが重要です。干渉の有無の確認は,通常,添加回収実験により行います。今回の測定では,水道水と河川水において,無添加のものと,それぞれに最終添加濃度がAsの場合は2ppb,Pbの場合は1ppbとなるように調製したものを検量線法で測定し,その差より回収率を検討しました。以下に詳細を示します。

2000.08.22

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