ライフサイエンス
高速高分離分析の応用(その31)血清中メキシレチン,ピルジカイニド,ゾニサミドの分析
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はじめに
一般的に血中薬物濃度の測定法には,分離定量が可能なHPLCが多く用いられています。HPLCを用いて血中薬物分析を行う場合,夾雑成分と分析種の分離が重要であり,長い分析時間を要することもあります。このため,多くの試料を取り扱う薬物動態試験や臨床検査では,生産性の向上を目的としてHPLC分析の高速化が求められています。 ここでは,超高速LCシステム“Prominence UFLC”および高速高分離用カラム“Shim-pack XR-ODS”を用いた血清中メキシレチン,ピルジカイニド,ゾニサミドの高速分析例をご紹介します。
2010.02.02