P&T-GCMSによる要監視項目中の揮発性化合物の分析

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はじめに

平成16年2月の中央環境審議会「水質汚濁に係る人の環境の保護に関する環境基準の見直し」において,要監視項目に塩化ビニルモノマー,1,4-ジオキサン,エピクロロヒドリン,全マンガン,ウランの5項目が新たに追加され27成分となりました。新規項目のうち,1,4-ジオキサンは固相抽出-GC/MS法で,塩ビモノマー,エピクロロヒドリンはパージトラップ-GC/MS法で測定することになりました。 要監視項目中でパージトラップGC/MS法で測定する揮発性有機化合物の成分名と指針値の一覧をTable 1に示しました。 本アプリケーションニュースではパージトラップ-GC/MS法でクライオフォーカスを用いないで要監視項目中の揮発性有機化合物の一斉分析を行なったアプリケーションをご紹介します。

2008.04.22

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