近年、人や環境への有害性から欧米を中心に有機フッ素化合物(PFAS:ペル/ポリフルオロアルキル化合物)の規制強化に向けた動きが急速に進んでおり、その動向がますます注目を集めています。そこで島津製作所では、PFAS関連の様々なソリューションをご紹介するWebinarを全3回にわたり開催しております。
第2回目の「水質編」では、環境水や排水などの水質に関する内容をテーマに取り上げます。本Webinarでは、沖縄県衛生環境研究所の井上豪氏を講師にお迎えし、PFASに関する実際の測定事例をご紹介いただきます。また、前処理装置メーカーであるジーエルサイエンス株式会社からは、最新の全自動固相抽出装置についてご紹介いただきます。さらに、弊社からPFAS測定に最適なLCMSシステムも紹介予定です。皆様のご参加を心よりお待ちしております。
-
日時
- 2024/7/10(水)
13:00~15:00
-
定員
- 500名(※定員になり次第、締め切らせていただきます。)
-
形式
- Zoom (無料)
-
プログラム
-
13:00~13:40
特別講演オンライン固相抽出-LC-QTOFを用いた有機フッ素化合物の定量・定性分析について
当県では、多くの河川・地下水からPFOS/PFOA等のPFASが検出されており、数多くの測定を行う必要が生じています。オンライン固相抽出法を用いることで、多数のサンプル測定を効率よく行うことが可能となっており、その事例についてご紹介させていただきます。
講演者:沖縄県衛生環境研究所 環境科学班
主任研究員 井上豪 様
-
13:40~14:20
環境試料中のPFAS分析における前処理のポイント
LC-MS/MSによるPFAS分析を行う場合、状況に応じて様々な前処理を行う必要があります。
今回、「固相抽出-LC-MS/MSを用いた水中PFAS分析」をベースに、前処理や分析のポイントを基礎からご紹介いたします。講演者:ジーエルサイエンス株式会社 髙原玲華 様
-
14:20~15:00
新型LCMS-TQ RXシリーズを用いた水中PFAS分析における効率化
PFAS分析の対象サンプルは様々ありますが、その中でも飲料水に対する規制化が進んでいます。安定性や頑健性を強化した新型LCMS-TQ RXシリーズのご紹介と、水試料を用いた分析アプリケーションを例に分析業務の効率化に関する情報をご紹介します。
講演者:弊社技術者
-
お申し込み
- ※お申し込み受付は終了しました。