GC-2014

デュアルAFCをメイクアップガス用フローコントローラに設定変更する方法


 設定手順

1

GC本体の[FUNC]キーを押しFunction画面を表示させ、「6 環境設定」を選びます。

環境設定画面で「9 その他の環境設定」を選んだ画面でDAFCユニットの項目を「DAFC」から「AMC.LR」に変更します。これでデュアルAFCがキャリアガス用フローコントローラからメイクアップ用のフローコントローラに設定変更されました。

      

2

メイクアップガス流量をGC本体で設定する場合、[OPTION]キーを押した画面でアダプタの分岐配管を取り付けたパックド注入口側のチャンネル(L or R)をOnにし、流量を設定してください。使わない側のチャンネルはOffにしてください。

3

GCsolutionの分析画面を開いている場合は、GC本体側で上記1の設定を行った後、一旦分析画面を閉じて再度開きます。
その後、環境設定を開き、分岐配管を取り付けたチャンネル側(AMC.L or AMC.R)を追加フローに設定します。
GCsolutionの分析画面では、パラメータの設定は追加フロータブから行ないます。

注記:
上記DAFCユニットの変更は、GC本体のFunction画面でしか行えません。
GCsolutionの環境設定は、分析画面起動時に更新されますので、上記のように、GC本体での変更後に分析画面を再起動する必要があります。

再度パックド分析を行なう際、そのままではデュアルAFCを分析ラインに入れる事が出来ません。必ずDAFCユニットの設定を1の手順でDAFCに戻した後、分析ラインにAFCとして選択してください。

参考:
一つの分析ラインにはAFC(注入ユニット)は一つしか選択できません。SPL用のAFCを用いてキャリアガス制御を行なうキャピラリ分析の場合に、DAFCでメイクアップガス制御を行なわせようとしても、2つのAFCを同時に選択することが出来ません。そのため、メイクアップガス制御にDAFCを用いる場合、1の手順で「DAFCをAFCとしては使わない」という設定を行い、例外的に同時選択できるようにしています。

メンテナンストップ GC-2014全体 GC-2014カラムオーブン GC-2014キャピラリカラムの取付け