バックフラッシュシステム

金属抵抗管の取り付け


 

 使用工具

6x8スパナ(標準付属品)

 作業手順

1

装置を停止します。

2

金属抵抗管はバックフラッシュ素子の下側にSILTITEフェラル(金属フェラル)とオスナットを用いて取り付けます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

金属抵抗管にオスナット、SILTITEフェラルの順に通し、一旦素子上端より抵抗管が見える程度の長さまで差し込み、手でオスナットを締めます。

オスナット(5個入): 部品番号 221-70833-84

3

SILTITEフェラルは抵抗管の太さによって3種類が用意されていますので、太さに合ったものをご使用ください。
標準付属の金属抵抗管は内径0.15mmの不活性ステンレス管で、SILTITE,フェラル0.32用(部品番号221-72563-05)を用います。

SILTITEフェラルは一度きつく締め付けると位置調整、再利用が出来なくなるので、スパナで60〜90度を目安にして少しずつ増し締めしていきます。その際抵抗管を上下に動かしながら、動きが重くなるところまで増し締めを行ないます(仮締め)。

SILTITE,フェラル0.25用: 部品番号221-72563-04 (フェラル内径0.4mm)
SILTITE,フェラル0.32用: 部品番号221-72563-05 (フェラル内径0.5mm)
SILTITE,フェラル0.53用: 部品番号221-72563-08 (フェラル内径0.8mm)

4

仮締めを行なった後、オスナットを緩めて抵抗管を素子より取り外します。

5

SILTITEフェラルを移動させ、抵抗管先端から7mmの位置に合わせます。
(手順2の図を参照)

6

再度バックフラッシュ素子に抵抗管を取り付け、ナットを手で締めた後、15〜30度程度を目安にしてスパナで増し締めを行ないます。

7

金属抵抗管の検出器側は、使用する検出器に合わせて通常の分析カラムと同様にグラファイトフェルールで取り付けを行います。

GC-2010カラムオーブン キャピラリカラムの取り付け

 

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