GC-2010カラムオーブン

キャピラリカラムの取り付け


 

 使用工具

10×12スパナ(標準付属品),6×8スパナ2本(標準付属品),キャピラリカッター(オプション221-50595-91)

 作業手順

1

装置を停止します。

2

キャピラリカラムの入り口側に袋ナットを通してから、グラファイトフェルールを通します。

袋ナット 221-16325-01

グラファイトフェルール0.5mm 221-32126-05

グラファイトフェルール0.8mm 221-32126-08

3


グラファイト固定具を用いてグラファイトフェルールを仮固定します。この際、グラファイト固定具より10mm程度キャピラリカラムを突き出しておき、固定具の先端でキャピラリカッター等を用いてカラムをカットしてください。SPL用の固定具を用いるとカラム先端より34mmの位置に固定されます。

キャピラリカッター 221-50595-91

 
注意:

内径0.53mmのワイドボアカラムを用いてスプリットレス分析を行なう場合にはグラファイト固定位置を15mmに変更してください。

4

固定具を用いてキャピラリカラムの検出器側にもグラファイトフェルールを固定します。通常割りナットを使用しますのでグラファイトフェルールの前に袋ナットを通す必要はありません。(カラム温度を350℃以上にして分析する場合には、入り口側と同じように小さい袋ナットを用いて熱容量を減らした方が良い場合があります)

 FID(FTD)用 69mm (金属キャピラリカラムを用いる場合は2〜3mm短くしてください。)
 TCD用 50mm
 FPD用 82mm
 ECD用 37mm

  BID用  74mm

グラファイトフェルールの位置が決まったら固定具を取り外してください。

5

ドア右下のレバーを手前に引き、カラムオーブンを開きます。

 

6

カラムをカラムハンガーに掛けます。

7

カラムオーブン側より試料注入口にカラムを差し込みます。

8

ナットを手で回して締めた後、スパナで1/2回転程度締めて固定してください。

9

同様にカラムオーブン側より検出器にカラムを差し込み、ナットを手で回して締めた後、スパナで1/2回転程度締めて固定してください。

10

カラムオーブンのドアを閉め、装置を起動します。

メンテナンストップ GC-2010全体 GC-2010カラムオーブン GC-2010検出器 GC-2010試料注入口