島津イオンクロマトグラフは目的に応じて,各種標準システム並びに専用システムをご用意しております。ここでは,各システムについて簡単にご紹介します。

標準システム

イオンクロマトグラフHIC-ESP - 長期間の使用でも安定な性能を維持

電気透析式サプレッサ ICDS-40A は、折り返し構造(特許取得)の溶離液流路を採用し、さらに透析条件を最適化することで、低内部容量でありながら高効率で安定したサプレッシングを可能としました。 HPLC品質の高い性能を有するユニットと組み合わせてシステムを構成することで、信頼性の高い分析結果が得られます。

イオンクロマトグラフHIC-ESP - 長期間の使用でも安定な性能を維持

イオンクロマトグラフHIC-NS - よりシンプルに、そして高感度を目指したノンサプレッサー方式

ノンサプレッサー方式では、ハードウェアの基本性能を上げることで対応することが必要です。送液時の圧力変動を極限まで抑えたパルスレス送液や、カラムオーブン内に温調機能をもつ検出器セルを配置する二重温調など、島津独自の高い基本性能によりノンサプレッサー方式での検出が可能となります。

イオンクロマトグラフHIC-NS - よりシンプルに、そして高感度を目指したノンサプレッサー方式

イオンクロマトグラフ デュアル流路システム(サプレッサ-ノンサプレッサ方式)

試料注入バルブの自動切替動作により、2流路に配置された2つのサンプルループを1本に連結し、一度の注入動作で2つのサンプルループに試料溶液を充てん後、同時に試料注入バルブを回転することで、同時分析を行います。陰イオンと陽イオンを同時分析するルーチン分析に適したシステムです。陰イオンの電気伝導度検出にサプレッサー方式を使用する場合にはUV検出器を併用することも可能です。

イオンクロマトグラフ デュアル流路システム(サプレッサ-ノンサプレッサ方式)

応用システム

他イオンの「有機酸」「シアン」「臭素酸」分析について、島津独自の応用システムをご提供しております。詳細については下記のカタログ p10,p11 をご参照ください

カタログへは下記二次元バーコードをスキャンもしくはクリックしてください。

応用システム