欧州化学物質規制に関する分析
欧州化学物質規制：RoHS/ELV指令へのトータルソリューション
欧州で電気・電子機器類の販売を行う際に、RoHS指令を避けて通ることはできません。本カタログではその内容をわかりやすく解説し、その対応で活躍する当社の装置をご紹介します
※環境中の六価クロム（Cr(Ⅵ)）全般の分析についてはこちら
目次・掲載アプリケーション
IEC62321のスクリーニング法
改正RoHSのスクリーニングと精密定量のフローを示します。
まず、評価としてスクリーニングを行うかどうかの判断が行われ、行わない場合はすぐに精密分析を行い、判定することになります。スクリーニングを行う場合は、樹脂の有無によりフローが変わります。樹脂がある場合は、蛍光X線と熱分解ガスクロマトグラフ質量分析計（Py-GC/MS）によるスクリーニング、樹脂が無い場合は、蛍光X線によるスクリーニングを行います。基準と比較しOKであれば適合、NGであれば精密測定を行うかどうかの判断となり、行わない場合は不適合になります。
精密分析を行う場合は、試料調製から精密分析のフローを行い、基準と比較して判定し、最終的に適合か不適合かを判定します。
*1 判定基準は各機関において決定します。
*2 適合"および"不適合"は機関における適合または不適合を意味します。
