LCtalk vol.100

LCtalk 2017年7月発送分ご紹介
 (2017年7月18日時点の希望会員様向けに8月2日に発送)

LCtalk 100号表紙

主な内容:

talk LCtalk の100 号刊行を祝して ~想い出すままに
公益社団法人日本分析化学会分析士会
会長 中村 洋 先生
(液体クロマトグラフィー研究懇談会 委員長,東京理科大学名誉教授)

 
NOW プレカラム誘導体化法を用いたジペプチドの網羅的分析法
味の素株式会社
イノベーション研究所
陰山 直子 先生

 
Products LabSolutions LCMS 用 LC/MS/MSメソッドパッケージ DLアミノ酸
タンパク質を構成する20種のアミノ酸は,グリシンを除いてD/Lの光学異性体が存在します。L-アミノ酸は,タンパク質の構成要素や栄養源として体内に多量に存在します。一方,D-アミノ酸はL-アミノ酸に比べると,その存在は極めて少ないですが,発酵食品の成分,脳神経系における生理機能やバイオマーカー,さらには健康や美容に関与する成分として,様々な分野で注目されています。D-アミノ酸分析では,多種多様なペプチドやアミノ化合物の妨害を受けることが多く,正確な分析のためには高感度で高選択的な分析法が必要となります。
本メソッドパッケージでは,D/L の分離にキラルカラムを用い,検出に質量分析計を用いることで,誘導体化を不要とした高速・高分離かつ高感度なD/Lアミノ酸の分析メソッドをご提供します。また,カラムスイッチング技術により,広範囲なD/Lアミノ酸を全自動で分析することが可能となります。
* 本メソッドパッケージの分析法は,大阪大学大学院工学研究科福﨑研究室で開発されました。

 
Applications 「pH 緩衝化ポストカラム電気伝導度検出法による有機酸分析システムの腸内細菌叢研究への応用」
近年,腸管内の腸内細菌叢が宿主の健康維持や増進に寄与していることが明らかになりつつあります。すなわち,腸内細菌叢による宿主への影響を考える上で,腸内細菌叢が産生する代謝物が関係していると考えられます。
こうした代謝物には数多くの物質が含まれることから,LC/MS による分析が考えられますが,LC/MS では有機酸であるぎ酸や酢酸を移動相に用いるため,代謝物としてのこれら有機酸を検出することが困難となります。
このような場合,HPLC によるイオン排除モードとpH緩衝化ポストカラム電気伝導度検出法を組み合わせた島津有機酸分析システムを用いると,ぎ酸や酢酸をを含む有機酸を高感度かつ選択的に検出することができます。
ここでは,マウス糞便から代謝物を抽出し,腸内細菌叢が産生する代謝物中に含まれる短鎖脂肪酸を有機酸分析システムにより分析した例をご紹介します。

 
Introductory
入門
HPLC装置で用いる基材のはなし
HPLC 分析においては,高い圧力で多種多様の溶媒を用いるため,装置の基材には耐圧性,耐食性,耐薬品性などが求められます。また,基材への試料成分の吸着や基材からの不純物の溶出などにも留意する必要があります。今回は,ステンレス鋼,合成樹脂などの基材についてのおはなしです。
 
デスクです 情報コーナー「公益社団法人日本分析化学会 LC/MS分析士認証試験」など,本誌執筆者のご紹介



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