関連情報

ガスクロマトグラフとは

ガスクロマトグラフ(Gas Chromatograph :GC)は,試料中の各成分の含有量を測定する分析装置です。 口語では"ガスクロ"と省略されることもあります。 なお ガスクロマトグラフ法(手法) は ガスクロマトグラフィー (Gas Chromatography)と言います。
GC原理説明:試料溶液は,注入部においてガスの流れに乗せられ,カラムと呼ばれる分離管に運ばれます(ヘリウムや窒素などをキャリアガスとして使用)。 カラムの中では各成分が分離されます。 カラムから出てきた成分は,検出器でその量が測定されます。 未知濃度の試料を測定する際には,既知濃度の標準試料も注入して,ピークの保持時間(出現時間)や面積を,標準試料のそれを比較して濃度計算を行います。