JCSS校正の概要

なぜJCSS校正が必要なのでしょう…
品質システムの正当性・妥当性・透明性が社会一般で受け入れられるには構築したシステムがISO9000シリーズ,GLP,GMP,QS-9000,ISO/TS16949,HACCP,ISO/IEC17025等に適合していなければなりません。そのため, 天びん・はかりや使用分銅の校正結果には,すべに“不確かさ”が表記された国家標準とのトレーサビリティが不可欠です。
従来天びんやはかりを自社内で校正する場合,不確かさを考慮せずにトレーサビリティを考える向きがありましたが,本来トレーサビリティの確保には不確かさの評価が必須です。JCSSは認定基準としてISO/IEC17025に適合し,さらに,MRA-JCSS認定事業者は相互承認したすべての諸国間においても共通の標準とすることができます。不確かさの値が表記された,島津のはかり・分銅・おもりのJCSS校正は,トレーサビリティ確保の面から,品質システムの構築に最適です。

JCSS
JCSS 認定証,登録証

株式会社島津製作所 CS統括部は,認定基準としてISO/IEC 17025(JIS Q 17025)を用い,認定スキームをISO/IEC 17011に従って運営されているJCSSの下で認定されています。JCSSを運営している認定機関(IAJapan)は,アジア太平洋試験所認定協力機構(APLAC)及び国際試験所認定協力機構(ILAC)の相互承認に署名しています。
株式会社島津製作所 CS統括部は,国際MRA対応JCSS認定事業者です。JCSS 0065は,当CS統括部の認定番号です。

不確かさのイメージ

不確かさのイメージ

この分銅の真の質量は拡張係数(k)=2のとき
この範囲に95%の確率で存在することを表しています。

拡張係数(k)=2のとき

不確かさの要因としては,標準器の不確かさ,密度測定の不確かさ,
浮力補正の不確かさ,測定の不確かさなどがあげられます。

不確かさを考慮して天びんを校正をする場合

不確かさを考慮して天びんを校正をする場合

不確かさを考慮せずに天びんを校正をする場合

不確かさを考慮せずに天びんを校正をする場合

トレーサビリティ体系

トレーサビリティ体系

トレーサビリティのイメージ

計量器のトレーサビリティの確保とは
検査・測定・試験等に用いる計量器の指示値あるいは検査結果は,国際的または国家的に認められた標準器(又は標準物質)に対して公的に連鎖するような関連付けがあること(トレーサブルであること)をいいます。

トレーサビリティのイメージ

トレーサブル,トレーサビリティの確保された校正においては,ユーザの計測器がどういう経路で校正されたかが分かり,その経路がきちんと国家標準までたどれることが保証されています。



トレーサビリティがとれていれば,各々の計測器,標準器,標準物質などは,“校正の鎖”で繋がれていることになります。

Top of This Page