UV自動測定システム

分注精度の非常に高いギルソン リキッドハンドラーと,島津 UV-1850を組み合わせるといろいろな自動測定装置を構成できます。
人為的なミスや誤差のない,信頼性・再現性に優れたデータが得られ,作業の効率化,省力化が図れ,無人運転も可能です。

たくさんの試料を繰り返し測定したい・・・
希釈や薬品添加などの前処理,反応時間の待機をしてから測定したい・・・

UV自動測定システムで,自動化できます

UV自動測定システム

UV自動測定システムの例(GX-271とUV-1850)

特長

  • 高い分注精度,高い繰り返し精度で,正確な試料量のサンプリングができます。
  • サンプルの移し替えや分注・希釈・薬品添加などの液体試料の前処理を自動で行えます。
  • 反応試薬や停止液の添加などの液体試料の前処理と共に時間管理が可能です。
  • 島津紫外可視分光光度計と連動して,自動測定ができます。
  • 人為的なミスや誤差のない,信頼性・再現性に優れたデータが得られます。

システム例

希釈分注システム

リキッドハンドラーで,試料を分注し,指定の倍率に希釈して,UV測定を行うシステムです。
リキッドハンドラーには液面検知・液面追従機能があり,シリンジニードルは必要最小限しか液面に触れません。これによって,コンタミネーションやキャリーオーバーを極限まで減らして,高精度な希釈が行えます。

希釈分注システム
No. 分注結果(mL)
1 1.0026
2 1.0021
3 1.0022
4 1.0023
5 1.0023
6 1.0019
7 1.0025
8 1.0028
9 1.0026
10 1.0028

高い分注精度
UV自動測定システムを支えているのは,リキッドハンドラーの分注精度の高さです。
10 mLシリンジを用いて,10 %容量(1 mL)を10回繰り返し分注しました。平均値は1.0024 mL,繰り返し精度はRSD=0.03 %と非常に高い精度で分注ができました。

平均(mL):1.0024
標準偏差:0.0003
RSD(%):0.03

固相抽出・濾過システム

リキッドハンドラーで,固相抽出による試料のクリーンナップを実施するシステムです。
ムーブラックを用いて洗浄/溶出操作を自動化することができ,シーリングキャップを用いた加圧式の液交換が高い抽出再現性を実現します。
また,懸濁試料や異物が浮遊している試料をフィルタで濾過することもでき,処理後の試料はそのままUV測定を実行することが可能です。

自動測定システム

リキッドハンドラーで,ラックに置いた試験管内の試料を分注して,UV測定を行うシステムです。
最大で,10×75 mm 試験管(4 mL)108本が搭載できるラックを5個,合計540本の試料を搭載して,自動測定が行えます。その他の試験管や容器に対応した各種ラックが用意されています。

反応追跡システム

リキッドハンドラーで試料に試薬を添加し,一定の反応時間後にUV 測定を行うシステムです。
リキッドハンドラーで,正確な量の試料・試薬を混合して反応させることができます。また,一定時間で反応させることもできます。反応待機中に次の試料の分注の準備をして分析時間を短縮できます。

UV自動測定システム

実施例)

サンプル溶液(5 mL)を分注
      ↓
試薬A を2.5 mL 添加し,混合(反応時間計測開始)
      ↓
希釈液を5.0 mL 添加し,混合
      ↓
反応待機
次サンプルの分注の準備
      ↓
サンプル吸引
      ↓
サンプルインジェクション
      ↓
UV 測定開始(試薬A 添加開始から10 min後に測定)
      ↓
希釈液でセル内洗浄
      ↓
次サンプルの測定に移行

※ ギルソン社製品は,日本国内では,エムエス機器株式会社が販売しています。

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