溶媒消費を削減した、作業者にやさしい抽出法

オンラインSFE-SFC-PDAの洗浄バリデーションへの応用

アプリケーションニュース

洗浄バリデーションは医薬品製造所において高品質と安全性を確保するために非常に重要な工程です。スワブと呼ばれる布製のふき取り材を用いて,製造装置の該当部分をふき取り,このふき取り部分を全有機体炭素計(TOC)や高速液体クロマトグラフ(HPLC)によって分析します。近年は個別分析が可能であることから,HPLCによる評価が多く用いられています。分析に先立って,ふき取り部分の抽出操作が必要になります。前処理方法に関しては超臨界抽出(SFE)を用いることにより,簡便かつ迅速な目的成分抽出が可能になります。また,分析もSFEのあとに超臨界クロマトグラフィー(SFC)をオンラインで用いることにより,SFEに試料をセットするだけで,分析結果が得られるようになり,前処理から分析までのワークフローを統一することができます。ここでは,分析対象をアルキルベンゼンスルホン酸とし,第一段階としてNexera UCキラルスクリーニングシステムを用いたカラム選択のプロセスからご紹介します。

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オフラインSFE-SFC-PDAによる市販サプリメント中のビタミンEの分析

テクニカルレポート

ビタミン E は脂溶性ビタミンの一つで,トコフェロールとも呼ばれ,特にヒトの体内で抗酸化作用を発現する重要な化学物質です。トコフェロールには,メチル基の数と位置によってα,β,γ,δの 4 種があります。抗酸化作用の活性は,α-トコフェロールが最も強く,市販のビタミン剤などの多くのサプリメントにはビタミン E としてα-トコフェロールが配合されています。脂溶性の高い成分であることから,超臨界流体を用いた迅速,簡便な抽出法の適用が期待されます。ここでは超臨界流体を用いたα-トコフェロールの抽出操作(SFE)をご紹介します。

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Nexera UC オフラインSFE-GC/MSシステムによる農産物中残留農薬の分析

テクニカルレポート

食品中残留農薬の分析では,2006年にポジティブリスト制度が施行されて以降,800種類を超える農薬が規制対象になったことにより,サンプルの前処理も含め,より多くの農薬を検査するための効率の良い分析法が求められます。 従来の食品中残留農薬分析では,溶媒抽出法により抽出した農薬を,LC/MSまたはGC/MSによって分析しています。しかしながら,溶媒抽出法では,前処理操作に多くの労力と時間を要し,また,大量の有機溶媒を使用することが問題となっています。 超臨界流体二酸化炭素を抽出溶媒として使用する超臨界流体抽出(Supercritical Fluid Extraction: SFE)は,気体並みの低粘性と高拡散性,流体並みの高溶解性で抽出効率が良いため,短時間での抽出が可能であり,また従来の有機溶媒による抽出に比べ,使用する有機溶媒量が少なく,環境に優しい抽出法です。 ここでは,Nexera UCオフラインSFEシステムにより農産物から抽出したGC/MS対象の農薬をGC-MSによって分析した事例をご紹介します。

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Nexera UC SFE前処理システムの土壌中残留農薬抽出への応用

テクニカルレポート

環境土壌中における農薬の残留性評価は,農薬の安全性評価の重要な項目であり,土壌中の農薬分析は農薬の初期評価や農薬登録において非常に重要です。土壌中の農薬を分析する際,多くの場合,液・液抽出法によって農薬の抽出を行いますが,抽出に多くの時間や器具,試薬が必要であり,金属イオン等のイオン性物質の混入による分析機器の汚染や,抽出過程において生じる酸化や発熱反応等による分析対象物の分解等が問題になる場合もあります。 超臨界流体二酸化炭素を抽出溶媒として使用する超臨界流体抽出(Supercritical Fluid Extraction: SFE)は,気体並みの低粘性と高拡散性,流体並みの高溶解性で抽出効率が良いため,短時間での抽出が可能であり,また従来の有機溶媒による抽出に比べ,使用する有機溶媒量が少なく,環境に優しい抽出法です。 ここでは,Nexera UC SFE前処理システムを土壌中の残留農薬抽出に応用しました事例をご紹介します。

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関連製品

Nexera UC 製品ページ

Nexera UC オンラインSFE-SFCシステムは,超臨界流体抽出(SFE)と超臨界流体クロマトグラフィー(SFC)を組み合わせた画期的なシステムです(特許取得済み)。固体試料から目的成分の抽出と分析を自動化することにより,前処理操作の時間短縮や分析精度の高いデータを得ることが可能です。

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