超臨界流体クロマトグラフを用いた脂質分析

Nexera UC 超臨界流体クロマトグラフを用いたトリグリセリド類の分析

テクニカルレポート

トリグリセリドは中性脂質の一種であり,動物体内の脂肪組織などに蓄えられており,細胞がエネルギーを必要とする時に分解してエネルギーを供給しています。また,食品中などにも多く含まれており,植物油などの主成分であることが知られています。トリグリセリドはグリセロール(グリセリン)に3つの脂肪酸(アシル基)が結合しており,非常に疎水性が高く,またアシル基の組成の違いや結合位置により非常に多くの分子種が存在します。 植物油では,原料によりトリグリセリドを構成するアシル基の種類が異なります。
ここでは,超臨界流体クロマトグラフィー(Supercritical Fluid Chromatography: SFC)を用いたトリグリセリド類の分析例をご紹介します。

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Nexera UC 超臨界流体クロマトグラフを用いた脂質類の分離

 

テクニカルレポート

脂質は生体由来で有機溶媒に溶解する化合物を指すことが多く,リン酸基や糖などの極性基を構造に持つ複合脂質と脂肪酸やアシルグリセロールなどの単純脂質など非常に多くの種類が存在しています。それらは構造上に共通した官能基を持つ脂質クラスとして分類され,クラスの違いで物性が大きく異なります。また,同一の脂質クラスでも,構成される脂肪酸の異なる分子種が存在します。したがって,脂質分析には高い分離能が要求されることが多く,HPLCでは分離の目的により,順相モードと逆相モードが使い分けられています。一般的に脂質クラスで分離を行う際には順相モードが,分子種の分離を行う際には逆相モードが使用されています。 両モードは用いる移動相が全く異なり,切り換えて分析を行うのは非常に煩雑です。
ここでは固定相の異なる様々なカラムを用いた超臨界流体クロマトグラフィー(SFC)による分離についてご紹介します。

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Nexera UC 超臨界流体クロマトグラフを用いた脂溶性ビタミン類の分析

 

テクニカルレポート

ビタミンは生体の機能を正常に維持するために必須の微量栄養素ですが,十分に体内で合成されないため食物より摂取する必要があります。体内でビタミンが欠乏することにより疾病や成長障害などの欠乏症状が現れます。ビタミン A は夜盲症・皮膚の異常,ビタミン D はくる病・骨軟化症,ビタミン E は貧血・血行障害,ビタミン K は出血・骨粗しょう症等と関係があります。したがって,食品やサプリメント中の脂溶性ビタミン類を精度よく分析することは非常に重要です。脂溶性ビタミン類はその化学構造と生理作用からビタミン A,ビタミン D,ビタミン E,ビタミン K に大別されます。 異性体も多いため脂溶性ビタミン分析では,良好な分離が求められます。
ここでは分離に超臨界流体クロマトグラフ(SFC)を,検出にトリプル四重極型質量分析計を用いた脂溶性ビタミン類の一斉分析例をご紹介します。

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Nexera UC オンラインSFE-SFCシステムは,超臨界流体抽出(SFE)と超臨界流体クロマトグラフィー(SFC)を組み合わせた画期的なシステムです(特許取得済み)。固体試料から目的成分の抽出と分析を自動化することにより,前処理操作の時間短縮や分析精度の高いデータを得ることが可能です。

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