LC/MS/MSによる腸内細菌が産生する キラルアミノ酸の一斉分析

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腸内細菌によって産生される代謝物の一部は,腸管内腔から絶えず吸収されて体中に運ばれます。近年では,腸内細菌叢が宿主の健康維持や増進に寄与していることが明らかになり,腸内細菌叢,代謝産物,健康と病気の関係に注目が集まっています。そのため,腸内細菌叢が産生する代謝物を分析することは極めて重要です。
D-アミノ酸は低分子量代謝物の一つで,L-アミノ酸とは生理機能が異なります。アミノ酸には光学異性体(D体・L体)が存在し,長く生物界においては L体のみが関与すると考えられてきましたが,近年では,D-アミノ酸が哺乳類の体内に存在することがわかり,それらの機能が注目されつつあります。例えば,D-セリンについては,統合失調症や筋萎縮性側索硬化症との関係が示唆されています。
ここでは,LCMSMSを使用して,マウス結腸内容物および血漿中のキラルアミノ酸を網羅的に分析し,腸内細菌叢が産生する D-アミノ酸を調査した事例をご紹介します。

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