潤滑油の劣化評価、添加剤評価
潤滑油の劣化や汚染,添加剤などを分析機器で分析・評価することで,エンジンの予知保全や設備のプロセス管理,潤滑油の研究開発などで必要となるさまざまな情報を得ることができます。
ここでは分光光度計,クロマトグラフ,元素分析装置,表面観察装置による潤滑油の分析例を紹介します。
FT-IRによる潤滑油の劣化解析
- ASTM E2412 に基づく潤滑油の劣化評価
GCによるエンジンオイル燃料希釈率の迅速分析
- ASTM D7593に準拠したエンジンオイル中の軽油希釈率試験
ICP-AESを用いた添加物、摩耗金属、汚染物質の元素分析
- ASTM D5185に準拠した潤滑油中の添加元素・磨耗金属・混入物質の分析
SPMによる潤滑油構造の可視化
- 潤滑油中で酸化鉄表面に形成されるリン酸エステル吸着膜のSPM-8100FMによる分析