最大200M、オプションで400Mの試験に対応
オートキャリブレーション(オプション)により自動的に分銅校正、 信頼性の高い試験が可能

JIS,ISO,ASTM規格に対応した,V形溝ダイを採用し,グローバルスタンダードに対応した試験を行うことができます。トルク校正は,オートキャリブレーション(オプション:自動分銅校正装置)により,分銅での校正をタッチパネル操作から簡単に行うことができます。日々の校正は,タッチパネルから電気的な感度校正ができるため,毎日の試験で高い信頼性を確保することが可能です。

優れた温度安定性と温度回復特性で
再現性の高い試験が可能です。

最適制御・フィルムヒータの採用により,試験片挿入後の温度回復時間が早く,温度制御の安定性も高いため,再現性の高い試験が可能です。

応力緩和試験,サイクル試験,ロータ回転速度を
変化させる試験にも対応します。

ムーニー粘度の測定後,ISO 289-4および,ASTM D 1646に従った応力緩和測定,ディケイ計測が可能です。また,試験中に複数の回転速度(0.1~20rpm)で練り評価や歪みを変えることで,試料間の粘度差がより現れやすくなります。このように各種試験を行うことにより,ゴムの粘弾性的な評価も行うことが可能となります。

高い安全性と簡単な掃除で試験効率を向上

風防ケースを標準装備。
ケースと連動するオートスタート機能で安全性と効率性を両立させます。


測定時の周囲温度の外乱を防ぎ,ダイ周辺の温度変動を防止します。また,ケースが閉じている状態でのみクロスヘッドの昇降が可能なインターロック機能,さらに,スタンバイ時にケースを閉じると試験が自動でスタートするオートスタート機能を備え,試験を効率的,かつ安全に行うことができます。

オプションで,タワー型表示灯を取り付けることにより周囲への注意喚起も可能です。

ロータ押上げ機能で掃除がしやすくなります。

ムーニー試験では,試験毎にダイ・ロータの掃除が必要です。SMV-301/301RTは,ロータに必要な硬度を保持した上で,試料がこびりつきにくい表面加工を施しているため,試験後に試料をロータからはがす作業が楽にできます。さらに,試験終了時のロータ押上げ機能により,試験後のロータの取り出しが簡単です。

ウォームアップ機能で試験開始がスムーズになります。

あらかじめ日時を設定することで,所定の時間に本体を設定温度に自動昇温することができ,試験をすぐに始めることができます。さらに,試験条件は保存・呼出ができるため,複数の異なる条件での試験などで,試験の効率化をサポートします。

カラーLCDタッチパネルで,快適な試験操作と
試験の効率化を実現。

カラーLCDタッチパネルの採用により,簡単な操作で試験条件の設定が可能です。結果表示,統計演算処理,データ編集,グラフ表示など豊富な解析機能も備えています。

■ 試験条件の作成・呼び出し

条件設定画面から全ての条件設定が入力可能です。保存した試験条件はファイルから呼び出すことができます。ムーニー粘度の検出時間,回転数(RTタイプの場合)やスコーチポイントは最大10点まで設定することができ,ムーニー値の自動合否判定も可能です。

■ 試験スタート ⇒ 予備加熱 ⇒ 試験

オートスタート機能により,風防ケースを閉じることで自動的にクロスヘッドが下降し,予備加熱が始まります。予熱終了後,自動的に本試験がスタートします。複数の測定条件が入力されている場合,試験終了時点だけでなく,測定中に随時各設定における途中結果を画面上に表示することができます。

■ 結果表示,レポート印刷,データ出力

試験後にはあらかじめ試験条件で設定したムーニー粘度やその合否,スコーチタイム,応力緩和測定の対数グラフなどを自動的に作成することができます。試験結果はタッチパネルから直接プリントアウトすることができます(プリンタはオプションです)。

■ 統計処理

試験条件の試料番号が同一のものを1つのファイルとして統計処理を行うことができます。保存した試験結果の表示や,統計データのプロット,ヒストグラムの作成が可能です。

PCソフトウェアで試験をさらに効率化

SMV-301/301RTは,ソフトウェアにより試験条件の設定,リアルタイムでのデータ表示,データ収集・保存,解析,統計処理を行うことができます。また,本体を最大4台まで1台のPCで制御可能なため,試験の効率化を図ることができます。注1),2)

注1) SMV-300との複数台制御は行えません。
注2) PCソフトウェアはオプションです。

4台までを1台のPCで制御可能

4台までを1台のPCで制御可能

試験条件の作成から試験結果の統計処理までをスムーズに。

<主な仕様>

  • 試験中データのリアルタイム数値表示
  • 時間‐ムーニー値グラフ,時間‐温度グラフのリアルタイム表示
  • 最大4台の本体と接続した複数台制御
  • 試験条件設定,試験終了後の結果表示,合否判定機能,グラフ重ね書きやデータ出力などの解析
  • 統計処理:平均値,標準偏差,プロット,ヒストグラム
  • 総括ソフトウェアにより各装置の接続状況,ステータス,装置IDの表示
  • 本体からの試験条件変更
  • PCとの通信インターフェース:USB2.0
管理図とヒストグラム

試験結果の再計算,重ね書き,統計処理もラクラク

ソフトウェアと本体の通信接続時には,前回の試験条件にて待機するため,試験条件を変更する必要が無く,次々と試験を行うことが可能です。保存された試験結果,データの再表示やプロット,ヒストグラムなどのデータ管理図作成が可能です。

回転数可変で,ムーニー試験と応力緩和測定のサイクル試験が可能です。(SMV-301RT)

ムーニー試験+応力緩和測定の組合せを複数回設定することができます。
(測定時間合計:最長30分)

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