SPM-8100FM 液中観察例

走査型プローブ顕微鏡 (Scanning Probe Microscope)

液中観察例

蛋白質結晶の分子配列1)

卵白由来のリゾチームを飽和水溶液中で観察しました(下図)。表面ユニットセル(下右図中の破線四角)内に,相当する個々の蛋白質分子(下左図中の○印)が観察されます。従来のAFM では,ユニットセルの内部までは撮像できませんでしたが,HR-SPM により初めて4つの蛋白質分子が観察され,右のモデル図と一致することが確認できました。

蛋白質の分子構造


混晶系の結晶構造

混晶系の結晶構造

混合溶液中でNaCl 単結晶表面にエピタキシャル成長したNa2MgCl4結晶を観察しています。結晶構造が観察できるので,混晶系の試料の構造特定に応用できます。


カルサイト劈開面の原子構造2)

カルサイト劈開面の原子構造

純水中でのカルサイト表面構造の原子分解能観察です。左図の画像にはカルサイト表面の欠陥が見えます。

シャーレ型溶液セル(オプション)を使用

<引用文献>

 
1) K. Nagashima, M. Abe, S. Morita, N. Oyabu, K. Kobayashi, H. Yamada, R. Murai, H. Adachi, K. Takano, H. Matsumura, S. Murakami, T. Inoue, Y. Mori,M. Ohta, R. Kokawa, Molecular resolution investigation of tetragonal lysozyme(110) face in liquid by FM-AFM, Journal of Vacuum Science and Technology B 28 (2010) C4C11-C4C14
2) Sebastian Rode, Noriaki Oyabu, Kei Kobayashi, Hirofumi Yamada, and Angelika Kuhnle, True Atomic-Resolution Imaging of (1014) Calcite in Aqueous Solution by Frequency Modulation Atomic Force Microscopy, Langmuir, 2009, 25 (5), pp 2850‒2853

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