SPM-9700

走査型プローブ顕微鏡 (Scanning Probe Microscope)

微小部熱分析試験装置複合型SPMシステム SPM+nano-TA2

SPM+nano-TA2

SPM-9700に、アナシスインスツルメンツ社製ナノサーマルアナリシスシステムnano-TA2を複合することにより、試料表面の三次元形状像観察と、ピンポイント熱分析を行います。これまでの熱分析装置ではできなかった、サブミクロンの極微小領域や最表面のみの熱特性の解析が可能になります。

nano-TAの原理

nano-TAの原理

ナノサーマルプローブで観察したPE表面像

ナノサーマルプローブで観察したPE表面像

特長
本複合システムは、微小サーマルプローブを用いて微小領域または微量試料の熱特性(ガラス転移、軟化、融解温度等)を測定する熱分析法です。
測定方法は、ナノサーマルプローブを試料表面に接触させ、プローブの先端を一定速度で昇温し、それに伴って生じる試料表面の膨張や軟化または熱変化によるプローブの上下変位(TMA)を測定します。これらのデータはガラス転移や軟化に起因します。また、ナノサーマルプローブを加熱しながら、試料表面の形状を観察する(Heated Tip AFM)ことも可能です。

応用例

  • 熱可塑性樹脂のガラス転移温度、軟化温度
  • 多層フィルムの各部分析
  • ポリマー薄膜の熱分析
  • フィルム表裏のTgの差異
  • トナーの熱分析
最大昇温速度 600,000℃/min
測定最大温度 550℃
AFM像観察モード コンタクト/ダイナミック

標準試料(PE、PCL、PET)の熱機械特性試験例

標準試料(PE、PCL、PET)の熱機械特性試験例

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