AFMによるコート紙と印刷面の表面観察

SPM資料室
アプリケーション

◆アプリケーションニュース  SPM(走査型プローブ顕微鏡)No.D6

AFMによるコート紙と印刷面の表面観察
AFM Observation of Coated Paper and Printed Part
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[はじめに]
私たちが日常様々な形で目にする印刷物について、その表面形態を原子間力顕微鏡(Atomic Force Microscope)により観察しました。ここではカタログ紙を取り上げ、インキの付着していないコート紙表面部と、インキが付着した印刷部を三次元観察し、更に、表面粗さ測定をしました。コート材料はX線回折装置で特定しましたが、印刷インキについては極めて多種多様な使い方をされており、本稿ではその特定をするのではなく、表面形態の違いとして捉えるに留めました。
表面観察の結果は、AFMが簡便な操作性と三次元測定器として、SEMなどにはない威力を発揮することが認められました。例えば、紙やインキのように導電性の無い試料であっても、SEM観察の時には必要であった金属のコーティングが不要であることや、SEMでは観察が困難な平坦な面の粗さ評価にも、優れた三次元の分解能で精細に観察することができました。

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