生きた培養細胞のAFM観察

SPM資料室
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◆アプリケーションニュース  SPM(走査型プローブ顕微鏡)No.D5

生きた培養細胞のAFM観察
AFM Observation of a Living Cell
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[はじめに]
これまで細胞の観察は、光学顕微鏡や走査電子顕微鏡(SEM)などを使ってきましたが、SEMでは生きたままの姿を直接観察するのではなく、観察の前に固定や脱水などの処理を行っていました。そのため、前処理に時間を要したり、観察できても処理による変形を避けられませんでした。
そこで、生きている細胞がそのまま観察できるならば、前処理の手間を省けるだけでなく、処理による変形も少なく生体内の細胞の姿に より近い像が得られるのではないでしょうか。
ここでその一つの解答として、新しく開発された顕微鏡である原子間力顕微鏡(Atomic Force Microscope)の、液体中の試料も観察可能という機能を使って、生きている培養細胞の観察を試みました。対照実験として従来の固定と乾燥の処理を行った細胞を観察した結果、従来の手法では収縮などがあり、生きた細胞を観察することの意義が認められました。

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