COガス吹き付けによるNi,Co,Pt表面形態変化のSTM観察(1)

SPM資料室
アプリケーション

◆アプリケーションニュース  SPM(走査型プローブ顕微鏡)No.D3

COガス吹き付けによるNi、Co、Pt表面形態変化のSTM観察(1)
STM Observation of the Morphology Change of Ni,Co,Pt Surface by CO Blowing(1)
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[はじめに]
金属は、一酸化炭素(CO)と反応してカルボニル錯体を生成し、表面形態が変化します。この性質は、触媒化学をはじめとする工学化学分野で利用されています。
金属が極微量のCOガスと接触することにより、その表面がどのように変化するかについては、単結晶などの簡単な構造の素材では、超高真空走査型トンネル顕微鏡により、原子レベルで検討された例があります。
これに対しここでは、多結晶金属薄膜のニッケル(Ni)、コバルト(Co)、プラチナ(Pt)がCOと接触したときの反応によるマクロな表面形態の変化を、ガス雰囲気中STM(島津雰囲気制御走査型トンネル顕微鏡WET-901)により観察した例を紹介します。この観察は、より実際の反応系に近い試料と雰囲気において、試料を加熱し、ガスを吹き付けながら表面形態の変化をとらえたもので、雰囲気制御型のSTMにより、今回初めて成功したものです。

(アプリケーションニュース本文中の「雰囲気制御走査型トンネル顕微鏡WET-901」は販売を終了しておりますが、後継機種のSPMシリーズで同様のアプリケーション取得が可能です)

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