酸化亜鉛:銅フタロシアニンバルクヘテロジャンクション層の光照射KFM測定と位相観察

 
観察例
 
酸化亜鉛:銅フタロシアニンバルクヘテロジャンクション層の光照射KFM測定と位相観察
酸化亜鉛:銅フタロシアニンバルクヘテロジャンクション層の光照射KFM測定と位相観察 酸化亜鉛:銅フタロシアニンバルクヘテロジャンクション層の光照射KFM測定と位相観察
図1 PKFM概略図 図2 PKFM像(3D表示)
 
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図3 トポ像 図4 位相(COS)像
電子ビーム蒸着と抵抗加熱蒸着を用いた真空共蒸着法により作製したガリウム添加酸化亜鉛と銅フタロシアニンバルクヘテロジャンクション層の光照射による表面電位変化を,光照射ケルビンフォース顕微鏡(PKFM)により測定しました。
図1 はPKFM測定法の概略図。
図2 は光照射によるバルクヘテロジャンクション層のフリーキャリア増加に伴う表面電位の上昇が観測されたPKFMデータを3D表示しました。
図3 のトポ像と対応し図4 の位相(COS)像では酸化亜鉛(白部分)と銅フタロシアニン(黒部分)の構成相分布が観察できています。
M. Izaki, et al., Hybrid zinc oxide:Cu-phthalocyanine bulk-heterojunction photovoltaic
device, RSC Advance, 4, 14956 (2014)
(豊橋技術科学大学大学院工学研究科 伊﨑昌伸先生 ご提供)
 
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