非破壊検査機器の停止手順

まずご確認いただきたいこと   装置の停止手順   自家発電機・安定化電源使用   待機運転

 【被災した地域のみなさまへ】

  ・ 地震により実験室で漏電の危険があります。 貴事業所の設備(施設)管理ご担当者の指示に従って,点検をまず受けてください。
  ・ 排気設備などラボの安全設備や,廃液処理・産業廃棄物処理のシステムが正常に稼働していることをご確認ください。
  ・ 検査装置の外観を見て目視異常が無いかを点検してください。 もし通電せざるを得ない場合でも異音異臭が生じていれば,直ちに使用を停止して,サービス員による点検を受けてください。

 【これから停電する地域のみなさまへ】

 下記のX線検査装置につきましては,ダメージを最小限にするため,事前に装置の主電源遮断操作をしてください。
 <対象機種>
  透視装置:SMX-160E,SMX-160ET,SMX-160GT,SMX-160LT,SMX-2000
  CT装置:SMX-160CT,SMX-225CT,inspeXioSMX-225CT

 対象装置の主電源遮断手順(簡易版)は下記になります。 (詳しくは装置付属の取扱説明書に従ってください。)

 
  1. 制御ソフトウェアを終了します。
  2. 制御PCを終了します。
  3. 操作部のキースイッチをOFFにします。
  4. inspeXioSMX-225CTなどゲートバルブ搭載装置については,ゲートバルブを閉めてください。(ゲートバルブ操作は取扱説明書を確認してください。)
  5. X線発生部のOFFボタンを押してポンプ動作を停止します。
  6. 装置のメインブレーカをOFFにします。


ただし,これらの装置は電力供給不安定下での使用を想定した設計ではありません。 主電源を遮断した後は,電力供給が安定するまでは装置の使用を休止されることを強くお奨めします。

また上記以外のX線検査装置につきましても,装置付属の取扱説明書に従い,停電前に装置の電源遮断をしてください。

【自家発電機・安定化電源使用についての注意点】  詳細説明はこちら

弊社非破壊検査装置は商用電源の使用を前提に設計されているため,発電機からの電源を使用した場合の影響については定かではありません。 所用電源として電圧,周波数,電源容量,接地条件を満たしている場合でも,電源の波形ノイズや安定性, 共用使用に伴う負荷増加による一時的な電圧降下などによって動作機能に影響を与える可能性があります。
ご使用の際には,こうした影響の可能性をご理解いただいたうえで注意してご利用下さい。

     表1 主な非破壊検査装置の電源仕様(通常運転時)

 
機種名 電源電圧 電源周波数 電源容量 接地
SMX-1000(L) 単相 AC100V±10%以内 50/60Hz 1kVA D種設置(100Ω以下)
SMX-2000 単相 AC200V±10%以内 50/60Hz 2kVA
SMX-3000 単相 AC200V±10%以内 50/60Hz 1.5kVA
SMX-3500 単相 AC200V±10%以内 50/60Hz 1.5kVA
SMX-31 単相 AC200V±10%以内 50/60Hz 1.5kVA
FI-30 単相 AC200V±10%以内 50/60Hz 2kVA
SMX-160E-Ⅱ 単相 AC200V±10%以内 50/60Hz 3kVA
SMX-160GT 単相 AC200V±10%以内 50/60Hz 3kVA
SMX-160LT 単相 AC200V±10%以内 50/60Hz 3kVA
SMX-90CT 単相 AC100V±10%以内 50/60Hz 1kVA
SMX-100CT 単相 AC100V±10%以内 50/60Hz 2kVA
SMX-160CT(LaB6) 本体 D種設置(100Ω以下)
単相 AC200V±10%以内 50/60Hz 4kVA
制御PC
単相 AC100V±10%以内 50/60Hz 1.5kVA
コンプレッサ
単相 AC100V±10%以内 50/60Hz 1kVA
inspeXio
SMX-225CT
本体 D種設置(100Ω以下)
単相 AC200V±10%以内 50/60Hz 3kVA
制御PC
単相 AC100V±10%以内 50/60Hz 1kVA
SMX-225CT-SV3 単相 AC200V±10%以内 50/60Hz 4kVA D種設置(100Ω以下)
注意)
・カラーレーザープリンタが付属している場合,別電源 AC100V±10%以内 50/60Hz 1.5kVAが必要です。
・その他の機種や特注仕様装置につきましては,各装置付属の取扱説明書をご参照ください。 

【待機運転について】

真空排気系統を要する非破壊検査装置では,長時間電源をOFFにすると,その後電源をONにしても通常運転が可能な真空レベルに達するまでに長時間の待ち時間が必要になります。
表1の通常運転に必要な大容量の電源が用意できない場合に,小容量の自家発電機・安定化電源を利用して真空排気系統(ターボポンプおよびロータリーポンプ)のみ動作させ,真空を維持する運転のみをさせる場合の必要電流値を下記表に示しますので参考にしてください。 なお待機運転用に用意された電源使用時は,X線の発生やステージ動作は行わないでください。

     真空排気系統を要する装置の電源仕様(待機運転)

機種名 電源電圧 電源周波数 突入電流 立上電流 待機電流
SMX-2000 単相 AC200V±10%以内 50/60Hz 4.5A 2.5A 1.5A
SMX-160E-Ⅱ 単相 AC200V±10%以内 50/60Hz 4.5A 2.5A 1.5A
SMX-160GT 単相 AC200V±10%以内 50/60Hz 4.5A 2.5A 1.5A
SMX-160LT 単相 AC200V±10%以内 50/60Hz 21.5A 4.5A 3A
SMX-160CT(LaB6) (本体)単相 AC200V±10%以内 50/60Hz 21.5A 4.5A 3A
inspeXio
SMX-225CT
(本体)単相 AC200V±10%以内 50/60Hz 4.5A 2.5A 1.5A
inspeXio
SMX-225CT-SV3
単相 AC200V±10%以内 50/60Hz 4.5A 2.5A 1.5A
 
突入電流は電源投入後一時的に必要とする電流値であり,立上電流は定常状態(待機電流)に落ち着くまでの電流値を示しています。
使用される自家発電機・安定化電源においては,上記作用に留意されて機器選定をしていただくようお願い申し上げます。
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