レニショー社顕微ラマン分光光度計

ミクロ領域の高速ラマンイメージング

高感度・高空間分解な顕微ラマン分光光度計

inViaシリーズ

 顕微鏡とラマン分光器を直列に接続する方式により光の損失が極めて少なく,微弱なラマン散乱光を高感度に測定することが可能です。
 共焦点顕微光学系で,平面鏡を主体とした収差の少ない光学系のため,面方向に対して最小約φ1μm,深さ方向に対して最小約2μmの高空間分解で測定が可能です。

高速ラマンイメージング

 励起レーザを試料上でライン状にフォーカスさせ,そのレーザラインから得られるラマン散乱光をCCD検出器で検出すると共に,試料を設置したXYステージを高速でスキャンさせることで高速でのイメージング測定が可能です。

測定例

医薬品錠剤の表層における含有成分の分散状態の評価

錠剤含有物(赤:カフェイン青:アスピリン緑:パラセタモール

色素増感太陽電池TiO2膜電極表面の成分分布状態の解析

図4. 太陽電池TiO2膜電極表面のラマンスペクトル

図5.TiO2膜電極表面のラマンイメージ

スペクトル数:2,695 スペクトル
 赤:TiO2
 緑:I-I 伸縮振動

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色素増感太陽電池の電極膜表面のイメージング (LAAN-I-RM001)

顕微ラマン分光法は,シリコン系太陽電池などに用いられるシリコン結晶の評価に有効なことはよく知られています。色素増感太陽電池のTiO2電極膜表面のイメージング測定を行い,電解質物質であるヨウ素(I)の存在状態についてラマンスペクトルで確認した事例を紹介します。

応力分布測定によるMEMSの信頼性評価 (LAAN-I-RM002)

シリコンの半導体製造技術を応用して構成されるMEMS(メムス,Micro Electro Mechanical Systems)は,圧力センサをはじめとする高付加価値型部品として広く利用されています。MEMSデバイスの代表事例である圧力センサのシリコン膜について,顕微ラマン分光法を用いて行った応力測定例を紹介します。

単層カーボンナノチューブのイメージング (LAAN-I-RM003)

金基板上でのカーボンナノチューブの分布状態を調べるためには,イメージング測定が有効です。金基板上に分散させた単層カーボンナノチューブ(HiPco法)のラマンスペクトルで,RBMのバンドを複数確認し,その内2箇所のピーク領域でイメージングを行った結果を紹介します。

ポリマー表面のラマンイメージング (LAAN-I-RM004)

ラマンイメージングのポリマーへ応用例として,ポリマーブレンドの海島構造解析,およびラミネートフィルム断面の分析例をご紹介します。

リチウムイオン電池正極のイメージング (LAAN-I-RM005)

リチウムイオン電池の正極材は,一般にコバルト酸リチウム(LiCoO2)を活物質としてアセチレンブラック等の導電材を混合し,バインダー,溶剤を加えてペースト状にした後,金属箔に塗布して作製されます。放電済みの携帯電話用リチウムイオン電池から取り出した正極表面に対して顕微ラマン分光光度計を用いて測定したイメージングの結果をご紹介します。

アルコールCVD合成法によるグラフェンのラマンスペクトル (LAAN-I-RM006)

グラフェンの合成法としてはいくつかの方法がありますが,大量合成方法として特に注目されているのがCVD法(気相成長法)です。ここでは,名古屋大学大学院助教宮田耕充先生らがアルコールCVD法で合成したグラフェンをラマン分光法によって評価された報告の一部をご紹介します。

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*) レニショー社のラマン分光光度計およびその付属品は英国レニショー社の製品です。

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