化学・機械・環境分野環境・居住空間の臭気評価における運用例

 居住空間や大気環境の臭気評価に利用できます。また,その応用として,においに対する不快度評価にも利用できます。

8. 環境・居住空間の臭気評価

8-1) 車室内大気の連続モニタリング(絶対値表現解析 スタンダードモード)
8-2) 環境モニタリング(絶対値表現解析 スタンダードモード,ユーザーモード)
8-3) 駅トイレ臭の連続モニタリング(絶対値表現解析 ユーザーモード)

8-1) 車室内大気の連続モニタリング(絶対値表現解析 スタンダードモード)

 自動車の空調の設定を変えることによる,自動車内の臭気の強さの変化を測定し評価した例です。

 グラフの前半の結果から,空調設定を外気導入にすることによって車内の臭気が弱くなることが考察されます。

近年,生活環境向上の要求が高まっている中,生活空間のにおいについての関心も高まっています。 自動車の車内のにおいに対しても気になる人が増えており,内装品由来の樹脂臭や,空調からの異臭の問題なども増えています。FF-2020内蔵のポンプによってガスを吸引サンプリングしますので,ある測定点での臭気を連続的に測定もできますので,例えば運転席周辺の車内の臭気の変動も評価できます。

8-2) 環境モニタリング(絶対値表現解析 スタンダードモード,ユーザーモード)

 FF-2020は,内蔵のポンプによって連続自動測定が可能です。この機能を用いて,事業所内の大気環境の連続モニタリングを行った例です。
 これは,大気連続モニタリングを行った場合の表示の一例です。
 例えば,常時は上図のように,トータル臭気指数をモニターし,異常値を示した場合,スタンダードモードによる臭気寄与および類似度で大気の質を表現するとともに,例えばユーザーモードで悪臭の発生源の推定を行い,原因場所の判断などを行うといった応用も可能と考えられます。


8-3) 駅トイレ臭の連続モニタリング(絶対値表現解析 ユーザーモード)

駅構内のトイレの臭気を連続モニタリングし,パネラーが不快と感じる割合を調べた例です。


 ユーザーモードを用いて悪臭源と思われるにおいをサンプリングし,そのにおいの不快度を10名程度のパネルで求めておき,そのデータを絶対値表現解析ソフトに入力することにより,トータルの不快度と,そのときのそれぞれの悪臭源の全不快度に占める割合を求めることができます。
 休日に比べ,平日は相対的に不快度が高く,また平日は7時半ごろの通勤ピークににおいが増大しているのが分かります。

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