化学・機械・環境分野脱臭・消臭効果の評価における運用例

 脱臭・消臭処理方法の検討や,脱臭機能素材の改良の評価に利用できます。

6. 脱臭・消臭効果の評価

6-1) 車の内装化成品(絶対値表現解析 スタンダードモード)
6-2) 脱臭装置の脱臭方法(絶対値表現解析 スタンダードモード)
6-3) 脱臭機能素材の脱臭効果の評価(絶対値表現解析 スタンダードモード)

6-1) 車の内装化成品の低臭化評価(絶対値表現解析 スタンダードモード)

車の内装化成品について従来品,低臭気製品,従来品の消臭処理品とで,低臭気化の評価を行った例です。

 においの質では,低臭気品と従来品,およびその消臭処理品とでかなり異なっていることが分かります。 また,においの強さを表わす臭気指数相当値から,低臭気品が最もにおいが弱いことが分かり,従来品の消臭処理よりも効果があることが考察されます。

室内や車内といった生活空間中のにおいについての関心が非常に高まっています。 そのような空間中で異臭の発生源となる室内内装材や車内内装品について,材料や製法など検討して低臭気の製品を開発を行ったり,従来の製品に対しても消臭処理を行い,異臭の発生を低減する努力が行われています。

6-2) 脱臭装置の脱臭方法(絶対値表現解析 スタンダードモード)

 方法の異なる脱臭処理間での生ゴミ臭の脱臭効果の評価を行った例です。

 処理方法Bが最も脱臭に効果があったと考えられます。

生ごみ処理のため,業務用,家庭用の生ごみ処理機が多数稼動しています。 しかし,その処理中に発生する臭気や排気臭が臭う場合もあり,その臭気を低減するため脱臭装置の研究開発が行われています。

6-3) 脱臭機能素材の脱臭効果の評価(絶対値表現解析 スタンダードモード)

 病室内の大気を想定したグルタルアルデヒド由来のガスを用いて,従来素材と改良素材による脱臭効果の比較を行った例です。


 素材別の脱臭処理後の臭気の類似度より,評価用ガスを脱臭処理した後の臭気の質は従来素材と改良素材とで若干異なっていることが分かります。 臭気寄与より従来素材により評価用ガスは全体的ににおいが弱くなるが,改良素材を用いると同様の傾向でさらに弱くなるという結果になりました。
 においの強さとして各サンプルの臭気指数に相当する値(臭気指数相当値)を示した結果からも従来素材でもにおいが弱くなるが,改良素材を用いるとさらににおいが弱くなり,従来素材よりも脱臭効果が高いという結果になりました。

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