加熱真空拡散反射測定システム
FTIRシリーズ セミカスタム品

FTIR本体試料室に加熱真空拡散反射装置を設置し,拡散反射測定を行なうシステムです。触媒反応の研究などに利用されます。
加熱真空拡散反射装置は拡散反射装置と試料チャンバーから構成されていて,試料チャンバーは拡散反射装置から取り外すことができます。
試料は試料チャンバー内にセットして測定します。チャンバーは加熱ができ,試料チャンバー内を真空にしたり雰囲気ガスや冷却水を流したりすることができます。
注:試料・測定対象・目的によっては,T2SL検出器を使用しなければならない場合があります。また測定するピークが微弱な場合や,大気成分と重なる場合には,パージコントロールキットと乾燥空気または乾燥窒素を組み合わせて試料室や拡散反射装置内をパージしてください。

シリカゲルの赤外スペクトル(温度範囲:30~800℃)

ABS樹脂の赤外スペクトル(温度範囲:30~400℃)
対象試料
粉末試料,ポリマーなど
アプリケーション
- アプリケーションニュース A398 「加熱拡散反射装置を用いた測定例のご紹介」
- FTIR TALK LETTER Vol.16 測定法のイロハ –拡散反射法