SSPM-100

浮遊粒子サンプラ

応用例

大気中に浮遊する粒子の形状観察
浮遊粒子サンプラ SSPM-100 +走査型プローブ顕微鏡 SPM-9500J3

浮遊粒子サンプラSSPM-100を用いて大気中の浮遊粒子状物質を捕集しました。そしてその粒子形状を走査型プローブ顕微鏡SPM-9500J3で観察しました(下図)。
大気中の浮遊粒子状物質のうち、ナノメートル台の大きさの粒子は、そのほとんどが人為発生源に由来しているといわれています。これらの粒子は、ぜんそくなど人体への健康影響が懸念されていますが、これまで適切な捕集・観察方法はありませんでした。
今回、浮遊粒子サンプラ SSPM-100 と走査型プローブ顕微鏡 SPM-9500J3 を使用することによって、大気中のナノ粒子を捕集・観察することができました。

大気中に浮遊するナノ粒子を浮遊粒子サンプラで捕集し、走査型プローブ顕微鏡で観察した結果大気中のナノ粒子の、約60nmの一次粒子が結合して、200nmクラスの二次粒子となっている様子が鮮明にとらえられています。

大気中に浮遊するナノ粒子を浮遊粒子サンプラで捕集し、走査型プローブ顕微鏡で観察した結果のイメージ

大気中に浮遊するナノ粒子を浮遊粒子サンプラで捕集し、走査型プローブ顕微鏡で観察した結果


浮遊粒子サンプラSSPM-100は、電気集塵の一種である静電捕集方式を採用しており、浮遊粒子を透明導電性コートされたガラス板上に(注1)捕集することができます。ガラス板は表面の凹凸が非常に少ないので、微粒子を容易に観察できます。
また、走査型プローブ顕微鏡SPM-9500J3は以下の優れた特長を持っており、微粒子の三次元形状を正確に測定することができます。

  • 大気中で簡単に高倍率観察が可能である
  • 絶縁性の試料でもそのままで観察できる
  • 試料の高さ方向の測定が正確に行なえる

以上のような特長を持つ、浮遊粒子サンプラSSPM-100と走査型プローブ顕微鏡SPM-9500J3を組み合わせて使用することにより、浮遊粒子の高さ情報を含む三次元形状を、大気圧下、前処理なしで、簡単に測定することができました。

極微小な浮遊粒子の形状を詳細に観察することは、浮遊粒子の特性や発生源を推定する手がかりになることが期待できます。

SSPM-100の捕集原理のイメージ

SSPM-100の捕集原理

注1:本測定では10mm角のガラス板を使用しました。

 

※外観および仕様は改良のため、予告なく変更することがあります。

特長捕集例・捕集方式:応用例:仕様

Top of This Page