SALD-7500nano
ナノ粒子径分布測定装置
ハードウェア仕様
全般
測定原理 | レーザ回折・散乱法 |
測定範囲 | 7 nm(0.007 μm)~ 800 μm(多機能サンプラ使用時) 7 nm(0.007 μm)~400 μm(回分セル使用時) 30 nm(0.03 μm)~280 μm(高濃度測定ユニット使用時) |
本体(測定部):SALD-7500nano
光源 | 半導体レーザ(波長405 nm) |
受光部 | 半導体レーザ用検出素子採用 合計84素子(前方78,側方1,後方5) |
規格 | クラス1レーザ製品 |
所要電源 | AC100V±10%,1A,50/60Hz |
大きさ・重さ | 約W680×D280×H430 mm,約32kg |
使用環境 | 温度:10~30℃,湿度:20~80%(結露しないこと) |
注3)参照試料の測定には,70~200 W程度の超音波洗浄機が必要となります。超音波洗浄機は特別付属品としてご用意しております。(超音波洗浄機,100 W)
多機能サンプラ:SALD-MS75
分散槽 | 容量:100 / 200 / 300 mL |
超音波発振器 | 周波数:約32 kHz,出力:約40 W |
送液ポンプ | ラジアルポンプ(最大流量:2000 cm3/min) |
送液部材質 | ステンレス(SUS304,SUS316),四フッ化エチレン(PTFE),パーフロロエラストマー(FEP) |
給水ポンプ | ダイヤフラムポンプ(最大流量:750 cm3/min) |
給水ポンプ材質 | ポリプロピレン |
フローセル | 石英ガラス |
所要電源 | AC 100 V±10%,2 A,50/60 Hz |
大きさ・重さ | 約W390 × D520 × H430 mm,約18 kg |
使用環境 | 温度:10~30℃,湿度:20~80%(結露しないこと) |
回分セル:SALD-BC75
材質 | 石英ガラス |
必要液量 | 約5 cm3 |
攪拌機構 | 攪拌プレートの上下運動による |
大きさ・重さ | 約W100 × D120 × H140 mm,約0.8 kg |
使用環境 | 温度:10~30℃,湿度:20~80%(結露しないこと) |
高濃度測定ユニット:SALD-HC75
材質 | ほう珪酸ガラス |
必要液量 | 約0.15 cm3 |
大きさ・重さ | 約W20 × D100 × H9 mm,約0.2 kg |
使用環境 | 温度:10~30℃,湿度:20~80%(結露しないこと) |
ソフトウェア仕様
WingSALD II
測定およびデータ処理 | |
粒子径分布測定 | マニュアルモード・アシストモードの2モード |
屈折率自動計算機能 | LDR法(Light Intensity Distribution Reproduction Method)による物質名指定または範囲指定をして自動計算 |
リアルタイム表示 | 粒子径分布/光強度分布同時表示 |
粒子径分布再計算 | 最大200データ一括計算 および 単一データ個別計算 |
粒子径分布データ表示 | 最大200データ重ね描き および 単一データ |
光強度分布データ表示 | 最大200データ重ね描き および 単一データ |
診断・調整 | 自己診断機能,セルチェック機能 |
統計処理 | 最大200データ(最大200データの重ね描きも可能) |
時系列処理 | 最大200データ |
三次元表示 | 最大200データ |
クリップボードによるデータ転送 | イメージ出力,テキスト出力 |
データのソーティング | ファイル名,サンプルID,サンプルNo. または 屈折率の順番で並べ替え |
出力条件 | |
粒子径μm)分割数 | 固定101分割/51分割 または 任意(ユーザー設定可能)51分割 |
粒子量(%)分割数 | 固定51分割 または 任意(ユーザー設定可能)51分割 |
分布基準 | 個数,長さ,面積,体積 |
積算分布の表現 | フルイ上,フルイ下 |
頻度分布の表現 | q,q/Δx,q/Δlogx |
スムージングレベル | 10レベル |
分布関数のあてはめ | ロジンラムラー分布,対数正規分布 |
データシフト | ±10レベル |
レポート機能 | 単一データ(テンプレート6),重ね描きデータ(テンプレート5),統計データ,時系列データ,三次元データを選択して一括出力可能 |
データ解析機能 | |
散乱角評価機能 | 最大200データ重ね描き および 単一データ |
データ変換機能 | 他機種・他原理の粒子径分布データのエミュレーション |
混合シュミュレーション機能 | 最大6点 |
データ接続機能 | 2データを接続可能 |
連続測定機能 | 最短1秒間隔で最大200データの連続測定が可能 |
これは弊社が独自に開発した手法であり,2件は論文として発表されています。学会などでは「木下の手法」と呼ばれています。
注6)ソフトウェアはPCセットでの販売となります。