カーボンブラックナノ粒子の測定

IG資料館

14.カーボンブラックナノ粒子の測定

カーボンブラックは墨やインクの材料として古くから使われており、近年では導電性などの機能を持つナノ粒子として様々な分野で注目されています。カーボンブラックの用途の一例を以下に示します。

インク、塗料
インクや墨として古くから使用されており、近年インクジェットプリンターやトナー用の黒色顔料としても使用されています。

ゴム添加剤
ゴムの補強剤として広く使用されています。

電池材料
二次電池、電気二重層キャパシタや燃料電池の電極材料などに使用されています。

導電性フィラー
導電性に優れるため、導電性フィラーとしてプラスチックや塗料の静電気防止剤として使用されています。

樹脂着色剤
カーボンブラックは着色力が強いので、樹脂やフィルムに混合する着色剤として使用されます。また樹脂に混ぜることで紫外線による劣化を抑えることができます。

カーボンブラックナノ粒子は、粒子径が小さく、光を吸収するため、従来の測定法では感度良く測定することが困難でした。新しい測定原理であるIG法を採用したシングルナノ粒子径測定装置IG-1000 Plusを用いることで、はカーボンブラックナノ粒子を感度良く測定することが可能となりました。

IG-1000 Plusによる、超音波による分散処理前後でのカーボンブラックナノ粒子の粒子径分布測定結果を、次ページの図1に示します。

図1 電磁シールの構造

黒線:超音波分散処理なし 赤線:超音波分散処理あり

サンプル提供:株式会社 呉竹 様

図1 IG-1000 Plusによるカーボンブラック水分散液の粒子径分布測定結果

超音波分散処理を行うことにより、粗大粒子が減少していることがわかります。一般にカーボンブラックはストラクチャーと呼ばれる凝集構造をとることから、凝集の一部が解消されたと考えられます。

このようにシングルナノ粒子径測定装置IG-1000 Plusを用いることで、光を吸収するナノ粒子のわずかな凝集状態の違いを捕らえることが可能です。

アプリケーション

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  14. カーボンブラックナノ粒子の測定
※外観および仕様は改良のため、予告なく変更することがあります。

特長測定データ:アプリケーション:仕様

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