日焼け止めに使われるナノ粒子の測定

IG資料館

12.日焼け止めに使われるナノ粒子の測定

日焼けの原因となるのは、中波紫外線UVB(280~320nm)および長波紫外線UVA(320~400nm)です。
UVBは、肌が赤く炎症をおこしたり、水泡ができる原因となり、UVAは、肌が黒くなったり、老化(しわやたるみ)の原因となります。
日焼け止め(サンスクリーン)には、紫外線を防止するために、酸化チタンや酸化亜鉛などの超微粒子(ナノ粒子)が使用されています。酸化チタンはUVB、酸化亜鉛はUVAの遮蔽性能が高いといわれています。またナノ粒子を使用することで可視光線の散乱光が減少するため、白っぽくならず透明性の高いサンスクリーンを作ることが可能となります。

図1 日焼け止めクリームの効果

図1 日焼け止めクリームの効果

しかし粒子径が小さいナノ粒子は凝集しやすく、凝集して大きな粒子となると散乱光も増加してしまい透明性を損なう原因となります。したがってナノ粒子を良い分散状態に維持することが重要となります。

ナノ粒子の分散状態を評価するには、シングルナノ粒子径測定装置IG-1000 Plusが適しています。

酸化チタン、酸化亜鉛ナノ粒子をIG-1000 Plusで測定した結果を図2に示します。

酸化チタン

酸化チタン

酸化亜鉛

酸化亜鉛

図2 酸化チタン、酸化亜鉛ナノ粒子の粒子径分布測定結果

測定の結果、酸化チタンが35nm、酸化亜鉛が50nm程度の平均径を持つことがわかり、液体中にナノ粒子として分散していることがわかりました。

アプリケーション

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※外観および仕様は改良のため、予告なく変更することがあります。


特長測定データ:アプリケーション:仕様

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