SALD-BCシリーズ(オプション)

SALDシリーズ用 回分セル(漏斗および攪拌機構付き)
SALD-3100、SALD-2300、SALD-7100に対応

SALDシリーズ用 回分セル

 少量のサンプルで測定が可能。また、漏斗によってサンプル投入時の操作性を向上させるとともに、プレートの上下運動による攪拌機構で粒子の沈降の悪影響を抑制し、正確な測定を実現します。サブミクロン領域以下の粒子の測定に適しています。また、分散媒として有機溶媒を使う場合、廃液の量が少なくてすみます。

型名 対応機種 部品番号(P/N)
SALD-BC30 SALD-3100 321-48338-02
SALD-BC23 SALD-2300 347-61702-41
SALD-BC71 SALD-7100 347-60712

特長

1.少量のサンプル(測定対象粒子)と媒液(分散媒)で測定できます。

 循環式の測定を行なう場合には、フローセル、分散槽(サンプラ)、循環用のチューブの全ての容積を懸濁液(サンプル及び分散媒)で満たす必要があります。レーザ回折式粒度分布測定装置の場合、測定に適正なサンプル濃度が100ppm(重量%)程度ですから、サンプルそのものの量はたいしたことはないともいえますが、貴重かつ高価なサンプルの場合、より少量のサンプルで測定をしたいというニーズがあります。また、分散媒として有機溶媒を用いる場合、、懸濁液の廃液処理を考えると、より少量の 懸濁液で測定したいというニーズもあります。
回分セルの容積は、わずか12ccです。これに対して、循環式の測定では分散槽の容積だけでも280cc(SALD-2300およびSALD-7100の場合)になります。(SALD-3100の分散槽の容積はは400ccです。)
このように、回分セルを用いると、循環式に比べて、少量のサンプルと分散媒で測定が可能になります。

2.攪拌プレートの上下運動で粒子の沈降を抑制しています。

 回分セルの場合、懸濁液(サンプル及び分散媒)は循環せず静止状態であるため、粒子の沈降の影響が出てきます。大きい粒子ほど早く沈降するため、時間がたつと粒度分布が小さい方に変化してしまう恐れがあります。SALDシリーズの場合、測定時間が短いので、比較的影響は少ないものと考えられますが、分布幅の広いサンプルの場合は注意が必要です。
SALDシリーズの回分セル(SALD-3100、SALD-2300、SALD-7100対応)では、攪拌プレートの上下運動(図1参照)によって粒子の沈降を抑制し、正確な粒度分布測定を実現しています。また、マグネティックスターラのような磁石を使用していないので、磁性を持った粒子に対しても、少なくともスターラ使用に起因する悪影響はありません。

3.漏斗(ろうと)によってサンプルがこぼれる恐れが少なくなります。

 懸濁液(サンプル及び分散媒)を回分セルに投入する際、液が外部こぼれないように4フッ化エチレン樹脂製の漏斗(ろうと、図1参照)がついています。これによって、指や手に懸濁液がつく可能性が少なくなります。分散媒に酸や有機溶媒を用いる場合には、大きなメリットになります。また回分セルの外側の面に液がついたままだと適正な散乱光が検出できず測定誤差の原因になりますが、この問題も解決しています。 

回分セルの構造

図1 回分セルの構造

注意

  • 測定対象の粒子径が100μm以上になると、適正濃度における粒子数が減少するため、特に分布幅が広い場合にサンプリング誤差の影響が大きくなります。
    測定対象の粒子径が100μm以上で分布幅が広い場合には、粒子の沈降による影響も大きくなります。粒子の密度が大きい場合には、数十μm程度でも沈降の影響を考慮しなければならない場合があります。
    上記のような場合には、サンプラを用いた循環式の測定をお勧めします。

※外観および仕様は改良のため、予告なく変更することがあります。

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