粉博士のやさしい粉講座

 

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初級コース:粉の世界へようこそ
4 火山と粉体測定
有珠山の火山灰の粒度分布
有珠山の火口に近いところの火山灰は、200~300μm付近と40μm付近の粒子から構成され、粒子間の付着力の小さいサラサラした火山灰が堆積し、そこに微細な粒子が混ざるため堆積火山灰の空間率は比較的小さく(嵩密度が大きく)なります。
 
一方、火口からの距離が遠くなるにつれて、200~300μmの粗い粒子は少なくなり火山灰としては微粒子の性質が支配的(フワフワして付着しやすい)なります。
 
また、いずれの地点の試料にも1μm以下の粒子が含まれていますが、これらの粒子は沈降速度が小さいため長時間大気中に浮遊し、時には何千kmも離れた地点で観測されることもあり、地球の気候に影響することも考えられます。
 

さらに、地点によっては、炭酸カルシウムやポルトランドセメントの粒度分布と似た粒度分布を示す火山灰が採取されることもあります。このことは、火山灰が建築材料、セラミックス材料など資源としても有効活用できる可能性を示しています。
PDF 有珠山の火山灰の粒度分布測定
PDF 火山灰の粒度分布測定(φスケール表示)
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