Nexera Mikros

ミクロ流量対応 液体クロマトグラフ質量分析計システム

誰でも簡単に,安定した感度向上を実現する

 

Micro-ESI 8060 + CTO-Mikros

Micro-ESI 8060 + CTO-Mikros

ミクロ流量用イオン化ユニット Micro-ESI 8060は,簡単に交換・脱着・メンテナンスが可能な従来のイオン化ユニット構成はそのままに,試料導入部に対するプローブ角度をミクロ流量向けに最適化しました。イオン化効率,イオン取り込み効率が向上し,高感度化を実現します。
また,余分な溶媒は除去されるため,汚れによる影響が少なく安定した分析が可能です。Micro-ESI 8060は,LCMS-8045/8050/8060に取り付けることができます。
ミクロ流量用カラムオーブン CTO-Mikrosは,長さ150 mmまでのカラムに対応し,カラムを質量分析計のイオン化キャピラリに直結できるよう設計しました。これにより,サンプル拡散による感度ロスを最小限にします。

カラムーMS接続機構 UF-Link™

ミクロ流量では,わずかなデッドボリュームでもサンプルが拡散し,感度ロスにつながります。そこで,誰でも簡単,確実に感度ロスのない接続が可能なカラム-MS接続機構“UF-Link”を新規開発しました。
カラムをオーブン内にセットし,レバーを倒すだけで,ゼロデッドボリュームを実現でき,誰でもすぐにミクロ化による感度向上を実感できます。もちろん幅広い種類のカラムに使用できるため,目的に合わせて最適なカラムを選択していただけます。

<従来のフェルールシール方式>​
<従来のフェルールシール方式>

<ゼロデッドボリューム方式>
<今回採用の面当たりシール方式>

<接続手順>

カラムにアダプタを取り付けます。
カラムにアダプタを取り付けます。
アダプタはユニファイネジで,幅広い種類のカラムに取り付け可能です。

カラムをオーブン内のUF-Link機構に設置します。
カラムをオーブン内のUF-Link機構に設置します。

アームを倒して接続完了です。
アームを倒して接続完了です。

LC-Mikros

LC-Mikros

送液ユニットLC-Mikrosは,1~500 µL/minとミクロ~セミミクロの幅広い流量領域で使用可能です。このため,LC部を入れ替えることなくミクロ流量とセミミクロ流量の切り換えが可能です。また,システム耐圧は80 MPaで,粒子径サブ2 µmのカラムを使用した高速高分離分析も可能です。
低流量領域においてもグラジエント分析の微量有機溶媒混合に対応可能な送液設計を採用し,極性化合物から疎水性化合物まで幅広い化合物の一斉分析に対応します。送液安定性により良好な保持時間安定性を確保し,多数のピークが溶出するクロマトグラムでも誤同定を防ぎます。

  平均保持時間 標準偏差 RSD
Gly-Tyr 5.31 0.009 0.16%
Val-Tyr-Val 7.97 0.006 0.07%
Angiotensin II 9.32 0.015 0.16%
Leu enkephalin 9.71 0.011 0.11%
Met enkephalin 10.5 0.012 0.11%

流量: 5 µL/min
カラム:Shim-pack MC C18(0.3 mmID×150 mm)
当社指定条件による

時間(分) 1 11
11.1
13
13.1 25
B濃度 1% 40% 90% 90% 1% 1%
 

SIL-30AC

SIL-30AC

オートサンプラSIL-30ACは,優れた注入精度と再現性,ならびに定評のある極小キャリーオーバーの特長を有しています。注入量範囲は0.1~50 µL,全量注入方式の採用により余剰吸引量が不要で,希少サンプルも無駄にしません。
また,1 µL以下の注入量であっても精度の高い分析が可能です。カラムサイズが小さいミクロフロー分析では,最適注入量も小さくなります。特に溶出力の強い試料溶媒を用いた場合には,注入量を増やすことはより困難になるため,通常は試料を希釈することにより,試料溶媒の影響を抑えるのが一般的です。SIL-30ACは高精度の微量注入が可能なため,前処理後の有機溶媒濃度が高い試料であっても希釈することなく直接注入が可能です。
さらに,ミクロ流量送液時には「自動ループカットオフ機能」を適用し,サンプル注入後ニードル内試料が排出されてすぐ,自動でサンプルループを流路から切り離し,システム内部容量とグラジエント遅れを最小にします。


注入量再現性(実測値)

 

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