LCMS™-8045

高速液体クロマトグラフ質量分析計

LCMS-8045/8050をより高感度なLCMS-8060へ UPGRADE 8060

現在ご使用中のLCMS-8045/8050をLCMS-8060へアップグレードしませんか?
LCMS-8045/8050がもつ超高速性能を維持したまま,さらに高感度な分析が実現します。

◆ アップグレードキットには、下記が含まれます。

両モデルともアップグレード後は,外観を除いてLCMS-8060と同じ性能を持つシステムとなります。
(UFsweeper™ IIIコリジョンセルは,LCMS-8045用のみに含まれます。)
● イオン導入効率を改善した DL(Desolvation Line)
● 高いイオン収束力をもつイオンガイド UF-Qarray™
● 真空系を強化する ロータリーポンプ
● CID効率を向上した UFsweeper™ III コリジョンセル(LCMS-8045用アップグレードキットのみに含まれます。)

UPGRADE 8060

UF-Qarray™を完成させた島津製作所のシミュレーション技術

UF-Qarray™は,島津の特許技術であるQarray™の電極形状を最適化することで,汚れに強い構造を踏襲しながらイオン収束力を格段に高めました。UF-Qarray™の電極形状を最適化する過程においては,2つのシミュレーションソフトウェアFLUENTとOptdesignを活用しました。低真空領域に配置されるUF-Qarray™中のイオンは,電場とガスの流れの両方に大きく影響を受けます。まず,FLUENTを用いてガスの流れを解析し,ガスの流れを抑え込む電極形状を検討しました(Fig. 1)。
そして,島津製作所が独自に開発したOptdesignで低真空領域のイオン挙動シミュレーションを行いました(Fig. 2)。
このOptdesignにより,これまで困難であったガス流中のイオンに電圧をかけた場合の複雑なイオンの挙動の可視化が可能になり,電極形状や印加電圧の影響を検討できるようになりました。これらシミュレーション技術を併用することにより,従来の汚れに強い構造を維持しつつ,ノイズ原因の中性粒子の排出とイオン収束力の向上を高次元で両立したUF-Qarray™の電極形状が完成しました。

Fig. 1 FLUENTによるガスの流れシミュレーション結果
(クリックすると拡大画像をご覧になれます)

Fig. 2 Optdesignによるイオン軌道シミュレーション結果
(クリックすると拡大画像をご覧になれます)

高感度化を実現するUF-Qarray™

イオンサンプリング効率を格段に高めるイオン導入部,イオンをロスなく質量分析部へ輸送することができるイオンガイドUF-Qarray™,これらの相乗効果により世界最高レベルの感度が実現されます。UF-Qarray™はQarray™の電極形状を最適化することにより,汚れに強い構想を踏襲しながらイオン収束力を格段に高めました。また,新しいロータリーポンプにより真空系を強化することで,イオンの透過率を向上させました。その結果,ノイズ上昇を最小限に抑えつつ,感度向上と堅牢性向上の両立を実現しました。

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