LCMS™-8040

超高速トリプル四重極型LC/MS/MSシステム

操作性の継承

インターフェースの継承

LCMS-8030とまったく同じインターフェースを採用しました。
MRM感度を最適化する際,脱溶媒を促進するために必要な温度やガス流量だけでなく,ESIプローブのニードル突き出し具合やESIプローブ位置の調整が重要です。LCMS-8030同様,LCMS-8040では,温度やガス流量をソフトウェアから制御できるだけでなく,プローブ位置の調整も調整ノブを用いることで可能となりました。テーパー形状の一体型ESIキャピラリを採用することにより,サンプルの詰まりもなくなり,ニードル突き出し具合の調整も特別な工具を一切必要としません。右下図は感度仕様(LCMS-8040 : S/N > 1000,LCMS-8030 : S/N > 200)条件でのS/Nテスト結果です。
プローブ位置を4段階(-1から+2)変更して測定を行い,すべての位置で感度仕様を満たしています。

低フェムトグラム域での検出下限例

メソッドの継承

LCMS-8030で最適化したMRM条件をそのまま利用できます。
MRM(Multiple Reaction Monitoring)測定の第一段階はMRM条件最適化ですが,化合物が多くなればなるほど,MRM最適化をやり直す必要が出た場合の労力は大変なものになります。島津製作所では2010年9月のLCMS-8030発表以降,残留農薬,動物用医薬品,水質分析,法薬毒物の各種メソッドパッケージを順次販売しています。LCMS-8040でもこれらのメソッドパッケージをそのままお使いいただくことができます。LCMS-8030を用いて開発した残留農薬一斉分析メソッドをそのまま使用して,農薬167成分の一斉分析を行った例では,全成分で感度向上が見られ,平均で3倍の感度向上が見られました。下記は抜粋した3成分のクロマトグラムです。

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