LCMS-IT-TOF

液体クロマトグラフ質量分析計

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オートMSn機能

強度によるプリカーサイオン選択

強度によるプリカーサイオン選択

 LCMS分析では 1度注入したサンプルを取り返すことはできません。 従って装置が自動的に適切なプリカーサイオンを選択できることが非常に重要です。 LCMS-IT-TOFでは強度順・m/z順 の選択が可能なだけでなく,モノアイソトピックピークの選択や価数によるフィルタリングなどのインテリジェントなプリカーサイオン自動選択が可能です。

主なプリカーサイオン選択機能

  • 強度順,m/z順選択
  • 価数フィルター
  • モノアイソトピックフィルター
  • 除外イオン(自動除外)
  • ペアピーク選択
  • 優先イオン選択
  • ニュートラルロスサーヴェイ

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ニュートラルロスサーヴェイの原理

 特定のニュートラルロスの自動判定をMS2スペクトルにて行い,MS3測定を実行します。 指定したニュートラルロスを持つイオンに関してのみMS3測定を行うため,時間をロスすることなく,欲しい情報を効率よく得ることができます。 ニュートラルロスサーヴェイを用いることにより,目的成分の詳細な情報が得られるので,化合物の同定をサポートする強力なツールとなります。

ニュートラルロスサーヴェイの原理

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ニュートラルロスサーヴェイの応用例

ニュートラルロスサーヴェイにより,リン脂質の信頼性高い構造解析が可能となりました。 一度の測定で正・負イオンモードともに複数のニュートラルロスを設定することができ,効率よくMSn測定を行うことができます。

ニュートラルロスサーヴェイの応用例-1

PS(極性基X:セリン)に特異的なNL(87Da)を設定してニュートラルサーヴェイを実行

ニュートラルロスサーヴェイの応用例-2

サンプル: lipid mixture from rat liver

カラム : Si column (10mmL.×1.0mmI.D.)

移動相 : アセトニトリルとメタノールのグラジエント 両者に0.3%ギ酸,0.1%アンモニア水を含む

ニュートラルロスサーヴェイを用いることにより,容易に脂質混合物中の diacyl 18:0-22:5 PS を同定することができました。 MS1から MS3までのいずれの測定においても 外部標準法で5ppm以内の質量精度が得られていました。

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