LCMS-IT-TOF

液体クロマトグラフ質量分析計

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LCMS-IT-TOF用オープンアクセスソフトウェア Open Solution ComponetID

 有機合成を行う研究室や製薬会社の創薬化学部門など,新規化合物の合成を行っている部門では,精密質量での分子量確認が行われています。 また,研究者が新規化合物を論文で発表する際に精密質量データが必要とされつつあり,熟練の研究者でなくても精密質量測定ができることが求められています。 一台の装置を,複数の研究者がセルフサービスで精密質量測定を実施するには,どのようなシステムが必要なのでしょうか?

 Open Solution ComponentIDは,分かりやすいユーザーインタフェースで,LCMS-IT-TOFを使ったサンプル登録(分析の実行)や結果レポートの印刷が簡便です。 分析結果は,メール送信されるので,自分のデスクで結果が見れます。 多数の研究者で,効率よく1台のLCMS-IT-TOFを共用できます。

Open Solution ComponentID 特長

  1. わずか3つのステップで分析をスタート
  2. 高速極性反転精密測定が可能
  3. MSn情報の利用による組成式妥当性の向上

1. わずか3つのステップで分析をスタート

Step1,2

補足:LC/MSの管理やメソッド開発は,システム管理者が行います。

Step3

印刷レイアウトはシステム管理者がカスタマイズ可能,PDFには組成推定結果のほか,
MSクロマトグラム,スペクトル,LCクロマトグラムもご要望に応じて掲載できます。

2. 高速極性反転精密質量測定が可能

分子量の決定は,未知化合物同定の第一歩です。 正負両極性で分子量関連イオンを検出できれば,対象成分が未知の場合でも分子量の決定は容易です。LCMS-IT-TOFでは,極性切替での精密質量測定が可能であるだけでなく,その切替速度は,わずか100msecです。 ピーク幅3秒程度のUFLCピークであっても,その溶出時間内で,正・負高分解能スペクトルをそれぞれ,10スペクトル以上を取得できます。

図5

Mitomycin C (C15H18N4O5) 高分解能スペクトル

3. MSn情報の利用による組成式候補妥当性の向上

化合物の組成式をより正しく推定するには,精密質量や同位体パターンの理論値との一致度,不飽和度や窒素ルールなどの化学ルールを適用して,組成式候補数を限定していくことが重要です。 Formula Predictorでは,上記に加え,MSn情報を利用して,組成式候補の妥当性を評価し,候補数を限定します。(下図の場合,MS1の情報にMSnフィルター機能を適用することで,4化合物まで候補を絞りこみ。 Rank1が正解の化合物。)

このFormula Predictorが提供している全機能をOpen Solution ComponentID で自動化し,PDFレポートで推定した組成式情報も測定者にe-mailで送付します。

図6

Mitomycin組成推定結果

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